2006年9月4日

ドイツのケーラー大統領が、シレジア地方から追放されたドイツ人の団体「追放された人々の連盟」の会合に参加して講演したところ、ポーランドの大統領が痛烈に批判しました。ポーランドの大統領は、国粋的な思想を持っており、反ドイツ的な姿勢が目立ちます。このところ、ドイツとポーランドの間には不協和音が目立ちます。ポーランドでは来月地方自治体選挙が行われますが、保守派は、ギュンター・グラスの武装SS所属問題も選挙戦のテーマにしようとしています。ドイツとポーランドの関係は、日本と韓国との間の関係に、少し似ている部分もあります。